VIP手紙

725 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/07/27(月) 18:08:14 ID:gmisH6qQ0
中学卒業間近のある日。
授業(自習?)かなんかで、
今まで世話になった人に手紙を書きましょう みたいな
よくわからん時間があった

周りのヤツ等は友人や部活の顧問に一生懸命書いてた
自分は最初は「今どき手紙かよ」と思って馬鹿にしていたけど
なんとなく書かなきゃいけないような気がして
半年前くらいに死んだじーちゃんに手紙を書いた。
まぁ届くはずがないんだが

最期の時、意識もない寝たきりだったじーちゃんに伝え切れなかった
感謝の気持ちと、高校の制服姿を見せたかった気持ちを
手紙にありったけ込めて、俺はばーちゃんちに向かった
726 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/07/27(月) 18:31:32 ID:gmisH6qQ0
>>725続き

普段はろくに顔もみせないダメなヤツなのに
ばーちゃんは笑顔で迎え入れてくれた
俺は奥の方の部屋にある仏壇に手紙をそっと置いて
手を合わせてその日は帰ったんだ

それから数日たって珍しくばーちゃんが家に俺を訪ねて来た
「○○ちゃん、おじいちゃんから返事がきたで」
さらっと言ったもんだからすげービックリしたけど
とりあえず受け取って、ばあちゃんが帰った夜おそるおそる読んでみた

便箋は二枚、内容は
俺の身を案じている事と、俺のじいちゃんへの感謝は日ごろから伝わっていた事と
お前の制服姿は誰よりもキマっている と、
枕元で一生懸命色んな話をしてくれたのに返事もしてあげられなくてすまない
という感じだった

二枚目を見ると
「お前の夢は叶う」
とでかでかと書かれていた

追伸には「ばあちゃんに代筆を頼みました」と震えた字で記されていて

じいちゃんが書いたのか、婆ちゃんが書いたのか

そんなのは関係なしに その日は涙が止まらなかった



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掲載元: コピペ新聞

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